乳房増大術、乳房再建におけるシリコンインプラント挿入位置の新しい方法、アメリカ

先日、アメリカで乳房再建術におけるシリコンインプラント挿入層の新しい選択肢が報告されました。

The New York Times:New Approach to Breast Reconstruction May Reduce Pain and Weakness for Some

2018年9月17日

乳房再建 シリコンインプラント

記事によると

・従来、乳房再建をシリコンインプラントで行う場合、大胸筋下に挿入するのが一般的であった。理由としてインプラントを皮膚の下(大胸筋上)に置いたときに、感染症、痛みを伴う瘢痕化などの重大な合併症を発症したため、1970年代に大胸筋の下に挿入するようになった。

・大胸筋下に挿入すると大胸筋の屈曲時にインプラントで生じる痛み、筋力低下、胸部変形などの合併症を来すことがある。

・代替アプローチとして無細胞皮膚マトリックスと呼ばれる生物学的メッシュ製品の使用によって皮下(大胸筋上)に挿入することが可能になる。

・欠点は保険でカバーされないので、高コストであること。

・考慮すべきこととして表層の傷に近くなるため、感染のリスクは懸念されること。手術による痛みがあるので、慢性的な痛みが無くなるかはわからないこと。

・良い適応は小さめのシリコンインプラントで、非喫煙者であること。

のようです。

今回の報告は乳房再建について述べていますが、自費診療でも、痩せ型やGIDのMTFの患者などもこれまで大胸筋下に挿入していましたので、応用できる可能性はあります。手技的な問題はありますが、大胸筋上の方がやはり乳房の形はきれいになります。今後の報告に期待したいですね。

#美容整形 #福岡 #大分 #aestheticsurgery  #fukuoka #oita #japan #鼻尖縮小 #団子鼻 #鼻形成 #鼻中隔延長 #隆鼻術 #ゴアテックス #牧野皮膚科形成外科内科医院 #makino #牧野太郎 #乳房再建 #乳房増大術 #シリコンインプラント #豊胸術 #牧野美容クリニック

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です