少し前の話になりますが、2020年2月2日にエルマンのセミナーの講師をしてきました。昨年のセミナーに続き、2回目になります。
前回に引き続き、愛知の咲くらクリニックの小林直隆 先生に加えて、今回は新たに宮崎の中野医院の中野俊二 先生とご一緒させていただきました(お二人はレーザー、IPLのスペシャリストの先生方で、サイノシュアーの講演をされて大変参考になりました)。
エルマンは高周波メス(最近ではカテゴリーを明確にするためにRFメスともいわれます)のメーカーです。高周波メスは一般では電気メスのカテゴリーに入るのですが、周波数が高いため、通常の電気メスと異なる特性を持っており、使い方を工夫することによって様々な治療に応用することができます。
現行機のRFメス エルマンサージトロン
私がエルマンと出会ったのは2007年に私の美容外科の恩師である広比利次先生のところに初めて見学に行ったときです。出血せずに眼瞼手術を行っているのをみて大変驚いたのを覚えています。
名機 サージトロンEMC
見学から帰って、早速購入して使用したのですが、一般的な電気メスで慣れていたため、最初は高周波メスに戸惑ってしまいました。組織が切れやすいため、止血しにくい印象がありました。止血に時間がかかるため、購入したことを後悔したことがありました。
その後、広比先生のリッツ美容外科に就職して、エルマンの高周波メスを徹底的に使いましたが、最後まで使用のコツを掴みきれないままでした。九州に戻ってきて、眼瞼下垂の手術で使用を繰り返すことで徐々にコツがわかるようになってきました。
昨年、エルマンの高周波メスのセミナーの講師をするにあたり、電気メスとの違いを一から勉強して、やっと高周波メスの特性が理解できるようになりました。
最も大きいポイントは
「周波数が高いと電流の深度は浅く、電流密度は深くなる」ということです。
これを理解すればエルマンをより使いこなすことができます。
わたしの中では使用領域はかなり広がっています。
何事も基礎を知らないと応用できないということですね。
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