患者さまは40代後半の女性です。
過去に、バッカルファット摘出、目の下の脂肪取り、糸リフトなどの治療を受けられていましたが、
お顔のたるみやフェイスラインのもたつきが気になるということでご来院されました。
バッカルファットは、頬の深い部分にある脂肪です。
一時期よく行われた治療ですが、もともとの骨格や脂肪量によっては、摘出後に頬がこけて見えたり、たるみが目立ちやすくなったりすることがあります。
また、糸リフトは比較的手軽なたるみ治療ですが、効果を長く維持するには継続的な治療が必要になることも多く、今回は切開によるしっかりとしたたるみ治療をご希望されました。
診察では、
・口角から下方に伸びるマリオネットライン
・口元横のわずかな膨らみ、いわゆるジョール変形
・フェイスラインのぼやけ
・顎下のくびれの浅さ
・顔全体がやや下がって見える印象
を認めました。
たるみは非常に強いわけではありませんでしたが、40代後半で輪郭の崩れが気になり始める時期であり、今後の老化変化も考慮して、フェイスリフトとネックリフトを行いました。
左:術前、中央:術後6ヶ月、右:術後6ヶ月

正面から見ると、術前はフェイスラインがやや不整で、顎先も少し下方へ伸びたように見えていました。
術後は、フェイスラインがなめらかに整い、顔全体が縦方向に短く、小顔に見える印象になっています。
また、頬の重心が上がり、頬を頂点とした自然な逆三角形の輪郭がはっきりしてきました。
斜めから見ると、術前に認めた口元横のもたつきやジョール変形が改善し、顎下からフェイスラインにかけてのラインがすっきりしています。
治療前は、たるみがそれほど強くない印象もありましたが、術後と比較すると、輪郭が四角く下がって見えていたことがよく分かります。
横から見ると、術前は浅くなっていた顎下のくびれが、術後はしっかりと形成されています。
もちろん、顎下には首の筋肉、気道、食道、脊椎などの組織が存在するため、どこまでも細くできるわけではありません。
その方の骨格や首の構造に応じて限界はありますが、今回はできる範囲で、顔と首の境界が分かりやすいシャープなラインに整えることができました。
反対側から見ても、術後はフェイスラインが引き締まり、下顔面のもたつきが改善して、すっきりとした輪郭になっています。
特に、首から顎下にかけてのラインは、反対側の写真でより改善が分かりやすいと思います。
傷跡は、術後6ヶ月の時点ではまだわずかにピンク色が残っていますが、今後さらに白くなり、より目立ちにくくなっていくと考えられます。
フェイスリフト、ネックリフトは、術後半年から1年ほどかけてさらに馴染んでいく治療です。今後の経過でも、より自然な仕上がりになっていくと思います。
患者さまにも大変喜んでいただきました。
フェイスリフトやネックリフトは、50代以降の強いたるみに対して行う治療という印象を持たれがちですが、40代でもフェイスラインの崩れや口元のもたつきが気になる方、将来的なたるみの進行を抑えたい方にとって、有効な選択肢になることがあります。
たるみ治療をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
フェイスリフト・ネックリフトのリスク(合併症)
出血・血腫 / 瘢痕 / 引き上がりの左右差 / たるみの残存 / 表面の凹凸 / 顔面神経麻痺 / 感染 / 痛み
※すべて税別
※価格は予告なく変更になることがあるので必ず確認してください
※モニター料金あり(モニターは審査があります。)
料金
フェイスリフト - ベーシックフェイスリフト(もみあげ〜耳前部〜うなじ) : 1,450,000円ネックリフト - ベーシックネックリフト : 250,000円
