ジュベルックの施術と特徴
ジュベルックは、「ポリ乳酸(PDLLA)」と「非架橋ヒアルロン酸」という成分を組み合わせた薬剤です。
ポリ乳酸は、肌奥の層で線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンなどを作りやすくする効果が、非架橋ヒアルロン酸は素早く保水力をアップさせる効果が期待できます。
肌の奥からコラーゲンなどの美肌成分を増やし、うるおいをキープさせる作用がありますので、肌に注入することで様々なお悩み解消にアプローチできます。
毛穴の開きやニキビ跡の凹み、シワ、ハリの無さ、たるみなどがある方におすすめしたい施術です。
PDLLAが分解して行く経過画像
施術後の細胞活性
ジュベルックの施術方法は?
薬剤を注入するには、水光注射という精密注射機器を用いて広範囲に注射する方法とシワに沿って医師が注射する手打ち注射を行っています。
機械打ち注射(水光注射)
お顔全体やおでこ、頬などに広めの範囲に注射していきます。
毛穴開きの治療や肌質改善が期待できるほかに、肌のハリや弾力の向上、シワ、たるみ、クマなど複数のお悩みが混ざっている場合にも適しています。
シワに沿った手打ち注射
額や眉間のシワ、目周りの小ジワ、ニキビ跡など、気になる部分へピンポイントで医師が手打ちで注射していきます。
患者様の症状やお悩みを見ながら注入していくため、お肌のきめ細かな対応がしやすく、しっかりと効果を出したい時に行っています。
水光注射について
数本の極細の針先から少量を正確な深さで注入することができます。有効成分をより確実により多く真皮層に浸透させることができます。
こんなお悩みにおすすめです!
- 毛穴の開きや、たるみを引き締めたい
- ニキビ跡の凹みをキレイにしたい
- 眉間や額の小ジワを改善したい
- ハリや弾力のアップ
- 首のシワをなくしたい
症例写真
- 2回施術、6か月後
- 1回施術、1か月後
ジュベルックのメリットや特徴
ジュベルックの施術は、肌の内部を刺激しながら自然に体内コラーゲンの生成を促していきます。
ヒアルロン酸注入のように直後に効果を感じられるのとは異なり、ゆっくり肌のハリ弾力をアップさせますが、効果の持続性が期待できます。
効果が持続しやすい
ジュベルック薬剤の成分のポリ乳酸は、コラーゲンやエラスチンの生成を持続的に促す働きが期待できる成分です。
注入後は体内で1~2年の時間をかけてゆっくりと自然に分解されていきます。
効果を実感するタイミングとしては、1か月に1回程度で3回行って頂くとそれ以降、効果を感じられてくるでしょう。
副作用が少なくてすむ
またポリ乳酸は、ジャガイモやトウモロコシ、さとうきびなどのでんぷんから抽出したエキスで生成されています。
また人の体に存在する乳酸を原料としているため、適合性に優れていて体への刺激も少ない安心の薬剤です。
また製剤は、周りの細胞に過度な負担を与えにくいような丸い型の粒子に作られている成分のため副作用も起こりにくくなっています。
- 1) 医師の診察
それぞれのお悩みや肌状態などを医師が確認し、お一人お一人に合う治療をご提案いたします。 - 2) クレンジングと洗顔
施術前には、肌を清潔にして頂くため、お化粧をクレンジングで落として洗顔をして頂きます。 - 3) 施術開始
ジュベルック薬剤を注入していきます。
注射の場合は肌に麻酔薬を塗布します。30分ほどお待ち頂いてから麻酔が効いているのを確認して開始します。
額や眉間のシワ、目周りの小ジワ、ニキビ跡など部分的に気になるという際には、手打ち注射を、毛穴治療や肌質改善の場合は広範囲に水光注射を行います。 - 4) 施術終了
施術後は患部の肌が敏感になっているため、強くこすらないように注意してください。
施術の流れ
施術後の注意点とダウンタイムについて
施術した後で患部に赤みや乾燥が生じることがあります。次第に収まっていきますので、刺激を与えないように過ごして下さい。
当日のシャワーは可能ですが、入浴は翌日からになります。患部はこすらないようにして洗いましょう。お化粧は、施術当日は控えて頂き、翌日から可能になります。
治療の前後1週間は、ピーリングやスクラブ入りの洗顔料を使わないようにして下さい。
もし肌状態が悪化しているなど、気になることがあれば遠慮なくいつでもご相談下さい。
【リスク・副作用】赤みや腫れ