ハイフ

院長によるハイフ 解説動画のご案内

ハイフとは

ハイフ（HIFU）は、「高密度焦点式超音波」を意味するHigh Intensity Focused Ultrasoundの略称です。腹部などの検査に使われる超音波を一点に集中させ、照射することにより、肌の引き締めや脂肪の減少といった効果が期待できる施術です

虫眼鏡で太陽光を集めるのと同じ原理を用いており、超音波が集まった中心部は高熱になり、その周辺はあまり温度が変わりません。超音波は皮膚を通過する性質があるので、焦点をどの深さにするのかを機械で設定できます。

そのため皮膚の表面にダメージを与えずに、脂肪などの皮下組織や表情筋を覆う膜であるSMAS筋膜といった深いところに働きかけます。これまで外科手術でしか引き締められなかったSMAS筋膜にアプローチできるので、たるみを根本から改善可能です。

ハイフ（HIFU）の効果

顔の肌を支えているSMAS筋膜に熱を加え、適度にダメージを与えます。肌組織はダメージを受けると、収縮する性質があるため、照射した部分が引き締まります。さらに、ダメージから回復する過程で、コラーゲンが生成されて、肌のハリがアップします。
また、ハイフは深いところまで届くので、皮下組織に含まれる脂肪を溶解し、フェイスラインをすっきりさせる効果もあります。

肌の表面だけではなく、内側にも作用するため、立体的にたるみ改善や引き締めが可能です。効果は、早ければ施術直後に実感できますが、すぐに実感できなくても、約1ヶ月で効果が出てくるケースがほとんどです。

ハイフ（HIFU）でできること

ハイフの施術では、下記のような悩みを改善できる可能性があります。
・二重あごを解消したい
・フェイスラインをすっきりさせたい
・目元や口元の小じわが気になる
・ほうれいせんやマリオネットライン（口角の脇から下に伸びるシワ）が目立つ
・頬全体が垂れている

これまでの「切らない」たるみ治療との違い

これまで、レーザーや高周波など外科手術をせずにたるみを改善する施術はありました。しかし、レーザーや高周波の場合、浅い所までしか届かず、皮膚の表面が最もエネルギーを吸収します。高い効果を得るために出力エネルギーを上げると、やけどや色素沈着のリスクが大きくなってしまいます。
たるみ改善効果についても、レーザーや高周波は皮膚の引き締めがメインで、皮下組織は少ししか引き締まりません。時間の経過に伴い皮膚が伸びてしまうと、たるみが戻ってしまうケースがあります。

エステのハイフ（HIFU）との違い

エステサロンでもハイフの施術を行っていますが、エステティシャンは医師ではないため、熱エネルギーをおさえることで、やけどなどのリスクを回避しています。そのため医療用マシンと比べると、エステ用マシンは出力が低く、効果もおだやかです。
また、万が一トラブルが起きた際も、クリニックであればすぐに医師の診察が受けられます。効果やリスク回避の面から、クリニックでの施術がおすすめです。

当院のハイフ（HIFU）の特徴

当院ではやみくもにHIFUを施術するのではなく、一人ひとりの患者様の状態に合わせて、ベストなご提案をさせていただいております。
例えば、お肉の薄い頬にHIFUを当てると、頬がこけてしまい、かえって老けて見えてしまいます。逆に二重あごなどお肉のついた部位に当てると、フェイスラインがすっきりとします。つまり、医師のプランニング次第で仕上がりに大きな差が出るのです。
さらに、患者様のご希望はお肌の状態に合わせて、豊富な解剖学の知識や経験にもとづき、効果が出やすく、やけどにならない照射の仕方を徹底しています。

施術の流れ

• １．カウンセリング
• ２．金属のヘラを使い、ジェルを顔全体に伸ばす
• ３．お顔半分にハイフを照射
• ４．鏡で仕上がりをチェック
• ５．残りの半分にもハイフを照射
• ６．ジェルをふき取って施術完了

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