頬骨削りについて
頬骨は顔面骨の中1/3の両側の外方に位置し、形態では頬の膨らみ、横への張り出しの原因となっています。
頬骨が張り出した輪郭の方は頬骨形成術、頬骨削りを行う必要があります。
ここで頬骨を下から見た写真をお見せします。
一般的に頬骨を小さくする手術を頬骨削りとはいいますが、実際には頬骨はあまり削るところがなく、前方は上顎洞という空洞を含み、後方は頬骨弓という薄い骨なので、削るというのはあくまで部分的な方法を指し、主要な方法は頬骨を切り、内側へ移動させる方法となります。頬骨を内側へ移動(転位)させる方法をインフラクチャーといいます。
手術により頬部の前方、外側への張り出しを減らし、頬部の存在感を和らげることが出来ます。
治療に適している部位
顔の横幅が広い方
頬骨の張り出しが強い方
頬下の窪みが目立つ方
治療を受けてはいけない方
妊娠、授乳中の女性。虫歯(う歯)がある、出血傾向・凝固能異常のある方。
当クリニックの特徴
診断は顔貌およびCTで行います。
画像シミュレーション(Photoshop, Morpheus 3Dなど)を行います。
電動骨切り削器具、超音波骨切り削器具を用いて低侵襲の手術を行います。
症例写真
術前/術後3ヶ月
患者さまは30代女性で、頬の張り出しを主訴に来院されました。
顔が痩せており、頬骨のラインが強調されていました。 頬骨形成術(インフラクチャー)を行いました。術後は過度な頬骨の張り出しも改善し、角張った印象はなくなりました。
リスク
頬の窪み、たるみ / 縮小効果の不満足 / 頬の感覚が鈍くなる / 顔面神経側頭枝(眉毛を上げる運動神経)麻痺 / 左右差 / 骨片のずれ
施術費用
赤字はモニター料金です。
頬骨削り (アーチインフラクチャー、プレート固定) |
950,000円 / 820,000円 |
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モニター募集中(料金はお問い合わせください。)
よくある質問
- 頬骨削り、頬骨形成術の効果
- 骨を減量、縮小いたしますので、その効果は確実に生じます。また効果はずっと続きます。
- 頬骨削り、頬骨形成術の痛み
- 鈍い痛みが生じますが、触ったり、大きな表情をしたりしなければ生じません。痛み止めを内服することでコントロールできることがほとんどです。
- 頬骨削り、頬骨形成術の腫れ
- 頬骨は顔の中央部に存在するので、腫れが生じてもあまり気にならないことがほとんどです。
- 頬骨削り、頬骨形成術の治療後に気をつけること
- しばらく口が大きく開けづらいことがありますが、腫れが引いてくると改善してきます。術後は顔をフェイスバンドで圧迫することで腫れの改善だけでなく、移動した頬骨を安定させ骨癒合を進めることが出来ます。
- 施術後に消炎鎮痛剤を 7日間処方いたします。
- 施術後 3 日間は注入部位を冷却しておくと腫れが悪化するのを防ぐことが出来ます。
施術データ
施術時間 | 3時間 |
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腫れ | ★★☆ |
麻酔 | 全身麻酔 |
ダウンタイム | 注入部位がおよそ1週間腫れます。隠れる部位であれば問題ないですが、顔などの露出部の場合気になるかもしれません。入浴や運動などの制限はありません。 |
通院回数 | 4回(術後2週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月) |