ウルトラセルについて
ウルトラセルは高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound:HIFU)と呼ばれるもので、超音波を用いた治療機器になります。
超音波は音を発し、その反射を利用して検査などに用いられている電磁波の一種です。
超音波は通常では全くの無害なのですが、この超音波を1か所に集中させることで、その焦点部位の組織分子が振動し、分子間の摩擦により熱が発生し、蛋白に熱変性を生じさせ、たるみを治療します。中心部はおよそ60〜65度に熱せられ、タンパク変性を来します。
従来、たるみ治療はレーザーやIPL(intense pulsed light)、RF(radio frequency)などで行ってきましたが、これらの治療はある程度は皮下に入りますが、最もエネルギーが吸収されるのは皮膚の表面になってしまうため、効果を出そうとエネルギーを上げてしまうとやけど(熱傷)、しみ(炎症後の色素沈着)を生じてしまうリスクがありました。
ウルトラセルは超音波を用いているため、皮膚を通過します。焦点をどの深さにするかを選択できますので、ターゲットの深さの引き締めを皮膚表面の熱傷のリスクを抑えながら行うことが可能です。
たるみ治療の変遷
たるみ治療はこれまで効果を出そうとすると痛みや合併症のリスクがたかくなる傾向がありました。ウルトラセルは麻酔は不要で、短時間で、ダウンタイムがなく、確実にたるみが改善できる治療として大変おすすめです。
照射は1ショットで、1列に約16か所の熱変性が生じます。
深さの異なる深部で熱収縮が起こることにより、三次元的に収縮します。
ダウンタイムは無く、直後から人に会うことも可能です。
効果は直後からみられますが、特にフェイスラインが強く引き締まるのは2週間後です。その後、1ヶ月まで効果が上がり、半年から1年持続します。
効果をさらに高めたい方は3ヶ月後から治療可能です。
- フェイスラインがはっきりしない方、不明瞭な方
- 顔の輪郭が逆三角や卵型だったのが、四角やホームベース型になってきた
- 法令線やマリオネットラインが目立つようになってきた
- 皮膚がたれている方
治療に適している方
- 金の糸など皮下に金属が存在する方
治療を受けてはいけない方
当院の特徴
当院の院長の牧野はウルトラセルの医師向けセミナーの講師を務めるなど、エキスパートドクターです。より効果を出す方法について熟知しております。
Jeisys ワークショップ福岡 ウルトラセル(HIFU) について発表 2018年11月23日
症例写真
術前/術後6ヶ月
患者さまは30代女性です。
顔をシャープにみせたい、小顔になりたいというご希望で来院されました。骨を触る手術はしたくないということでしたので、皮膚を引き締め、脂肪を減らし、顔の中心部にボリュームをもってきて、顔の立体感を出し、ほっそり感をだす方針としました。
併用療法として前額脂肪注入、頬ヒアルロン酸、フェイスラインに脂肪溶解注射(FatX)を行っています。
リスク
痛み、筋肉痛、鈍い痛み、圧痛 / 稀に赤み / 稀に水疱 / 非常に稀に神経麻痺
施術費用
当院でのフェイスリフト、輪郭の術後のケアでは30%OFFになります。
頬 180ショット | 58,800円 |
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首 70ショット | 35,700円 |
前額 40ショット | 29,400円 |
目尻 40ショット | 29,400円 |
目の下 24ショット | 26,040円 |
全顔 284ショット+30ショットサービス | 80,640円 |
全顔+首 354ショット+50ショットサービス | 98,000円 |
よくある質問
- ウルトラセルの効果
- ダウンタイムは無く、直後から人に会うことも可能です。
効果は直後からみられますが、特にフェイスラインが強く引き締まるのは2週間後です。その後、1ヶ月まで効果が上がり、半年から1年持続します。
効果をさらに高めたい方は3ヶ月後から治療可能です。 - 痛みについて教えてください
- 鈍い痛みが生じますが、麻酔無しでも十分照射できます。ただし痛みに弱い方は静脈麻酔を併用することも可能ですのでおっしゃってください。
- 腫れについて教えてください
- ありません。むしろわずかに引き締まります。
- 治療後に気をつけること
- マッサージはしないほうが良いです。照射部位の筋肉痛がわずかに生じます。
施術データ
施術時間 | 1時間 |
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腫れ | なし |
麻酔 | 麻酔無しもしくは静脈・全身麻酔 |
ダウンタイム | ほとんどありません。生じても赤みがわずかにでるくらいです。 |
通院回数 | 1回 |