ヒーライト｜福岡市博多区牧野美容クリニック

ヒーライトとは、LEDライトを使った医療用照射機器です。
ニキビやアトピーの治療、お顔の引き締め、リフトアップ、シワ改善などのエイジングケアが期待できるほか、肩や腰の痛みの緩和など様々な目的で行われる美容治療です。

ヒーライトの施術と特徴

多くのクリニックで使われているヒーライトⅡは、590nmと830nmの2つの波長を交互に連続照射させることで、肌の表皮から奥の筋肉層まで光エネルギーを到達させ、細胞に作用して肌の再生を高める治療が可能です。
1800個ものLEDを搭載した高輝度の光を、高密度で照射することでエネルギー効率を向上させて、真皮層や皮下組織に熱が入っていきます。
肌の奥の筋肉層まで光が到達することで、従来のLED治療では難しいとされたコラーゲンや免疫細胞の増殖、治癒力の促進など、美肌にとって重要な細胞を活性させて肌を再生していくものです。
患者様それぞれのお肌に適した光を照射することで、ニキビや乾燥などの肌トラブル改善からエイジングケアまで幅広い効果が目指せます。
1回の施術時間は、温かい光を約10分間肌にあてるだけで完了。ダウンタイムも少ないため比較的手軽に受けて頂け、治療後にメイクをして帰宅することもできます。

ヒーライトに期待できる効果

様々な美容効果が期待できるヒーライトですが、具体的には次のような改善が得られます。

傷の治りを早められる

ヒーライトには、傷が癒える働きを促進させたり、代謝を向上させたりする作用も見込めます。
ヒーライトを照射することで免疫細胞が増産され、細胞を再生する進度を促し、傷や内出血の治りを早めることも期待できます。
このような作用を利用して、ダーマペンや炭酸ガスレーザーなどダウンタイムが出やすい治療と組み合わせ。施術したダメージを早く回復させることもできます。

ニキビができにくい肌に変わる

ニキビの主な原因は、皮脂の過剰分泌によるアクネ菌の繁殖といえます。ヒーライトの青色LEDを肌に照射することで、そのアクネ菌を殺菌することができます。
アクネ菌は「ポルフィリン」という成分を排出しますが、それがLED光を吸収すると活性酸素を発生させ、アクネ菌を破壊します。
これによりニキビによる炎症が抑えられ、ニキビができにくい肌質に変化していきます。またニキビ跡の赤みも収まり、新しい肌への生まれ変わりを促す効果も期待できます。

シミや肝斑の目立たない美白肌に

ヒーライトを照射することで、真皮層の細胞を活性化させメラニン排出を促します。
ターンオーバーの周期も整って肌がスムーズに生まれ変わり、シミが薄くなることで顔全体が明るくなります。
老廃物の排出が高められるということは免疫細胞を増やす作用も期待でき、シミのできにくい美白肌へと導きます。

うるおいに満ちたふっくら肌に

シワやたるみの治療には、主に830nmの長い波長を持つ白色LEDを使用します。真皮よりもさらに深くまで到達するのが特徴です。
そこに存在する線維芽細胞を活性化させることによって、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、みずみずしさを復活させシワを目立たなくします。
さらに肌の奥の筋肉にもアプローチすることで、線維状の細胞を太くし、ハリや弾力を出し、たるみや毛穴の引き締めにも効果が期待できます。

炎症を抑えアトピーや赤ら顔を改善

ヒーライトは免疫を抑制し、抗炎症効果が見込めます。そのためアトピー性皮膚炎や赤ら顔の治療に使われることもあります。
アトピー性皮膚炎は、皮膚のバリア機能が低下することで様々刺激に反応しやすくなって炎症が生じる症状のことです。
それを鎮めることで免疫細胞が増えることになり、健やかな肌に近づけられるというもの。さらに余分な新生血管を破壊する効果もあるため、毛細血管が多すぎる状態を正常に戻すことで、赤ら顔が目立たなくなっていきます。

血流を促し肩こり、腰痛、薄毛を予防

ヒーライトには、血流を良くしリンパ液の循環を促す作用があります。
1,800個もの高輝度LEDが深部までそのエネルギーを届けることで、筋肉の緊張から起こる凝りや痛みを緩和させることが期待できます。
また頭皮にも照射することができますので、血行を促し髪の元となる毛母細胞を活性化させて抜け毛を防ぎ、ヘアサイクルも正常化させて白髪も予防します。

ダウンタイムと術後の注意点

ヒーライトは術中の痛みも術後の炎症などもなく肌へのダメージが少ないため、施術した後すぐメイクすることも可能です。
美容施術が初めての方や、ダウンタイムがあると困るという方も受けやすい施術といえるでしょう。
まれに照射部分に赤みや乾燥が生じることがありますが、その場合も1、2日で治ることが多く、炎症が続いたり、かさぶたができたりするようなことはほとんどありません。
ただし、施術箇所が乾燥しているように感じることはありますので、術後はたっぷりと保湿をしましょう。
※日焼け直後の方や妊娠中の方、ヒーライトを受けられない場合があります。その場合はクリニックに事前に確認しておきましょう。

コンビネーション治療で相乗効果とダウンタイム軽減！

さらにヒーライトを他の施術と併用することでそれぞれのメリットがアップし、痛みを軽減させたり、傷の治りを早めたりする効果も見込めます。
ダウンタウンが強めに出るような施術の後にヒーライトの照射を行えば、それらによる肌の炎症や赤みが軽減し、創傷治癒の促進力が作用して症状が軽減。
そうしたことから、ケミカルピーリングやレーザー治療、ボトックス注入、肝斑治療などと一緒に受けられる患者様が多くいらっしゃいます。